ムラサキツメクサ(紫詰草)は、明治時代に牧草として日本に渡来したマメ科シャジクソウ属の植物で、ヨーロッパやアジアを原産としています。
同科同属のシロツメクサ※と似ているためムラサキツメクサと名づけられたそうですが、別名をアカツメクサ※とも呼ばれ、野原や荒地、市街地などに野生化したものが自生しています。
また、ムラサキツメクサは窒素固定作用をもっているため田畑の肥料※や牧草に用いるための栽培も行なわれています。
ムラサキツメクサ(紫詰草)の成分
イソフラボン(ゲニステイン)・アントシアニン・シトステロール・揮発油など (この続き…)
帰化植物※のエビスグサ(夷草・恵比寿草)は、熱帯地方の広範囲に見られるマメ科の一年草で、熱帯アジアから中国を経て江戸時代に日本に渡来したと言われています。
異国から渡来の種であるため夷草と呼称されるようになり、日本では薬用に用いるため南の地方の各地で栽培されています。
ハブ茶の原材料として知られるエビスグサですが、もともとのハブ茶の原料のハブ草※と同等の性質を持っており、生産効率の面においてエビスグサの方が良好だったために、ハブ草に代わってハブ茶の原料とされるようになりました。
エビスグサ(夷草・恵比寿草)の成分
アントラキノン誘導体(クリソファノール・フィスチオン・オブツシフォリン)など (この続き…)
葛(くず・クズ)は、全国の荒地や山野 に自生するマメ科、大型のつる性多年草で、周囲の木にからみついて繁殖していきます。
繁殖力が強いため、一時は外国※の緑化に一役かったこともありますが、その想像を超える繁殖ぶりに現在では有害植物として危険な外来種とされています。
古来より日本人に親しまれている葛ですが、その呼称は大和国の国栖(クズ)※と呼ばれる地域において、くず粉を生産し商売をしていたことが由来になっています。
食用としては葛切りや葛餅などがあり、くず粉をお湯に溶かした葛湯は和菓子の材料として有名です。また食用以外にも蔓を加工して籠などにしたり、葛の繊維で編んだ葛布※を使用した製品があります。
葛(くず・クズ)の成分
イソフラボン・サポニンなど (この続き…)
日本では、あまり見かけることが無いマメ科の植物で。主に中国からヨーロッパ南部に生息する多年草。
淡紫色の花を夏から秋にかけて咲かせる。ぞくに言われる生薬の甘草とは、この草の根を乾燥させたものです。
甘草(カンゾウ・かんぞう)の成分
トリテルペン・サポニン・フラボノイド・ポリサッカロイド・ステロールなどが含まれています。
トリテルペン配糖体のグリチルリチンは、甘さの質は異なるものの、甘さじたいは砂糖をはるかに凌ぐものがあり、人工甘味料の代用として一般的に使用されています。
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