高麗人参体験記
私が初めて高麗人参に出会ったのは、ソウルオリンピックの前年にあたる1987年に観光旅行で韓国へ行った時でした。
前夜、韓国のどぶろくを飲み過ぎてしまった私は観光どころではなくなってしまい、ひたすらホテルで休んでいたのですが、それを聞きつけた現地の観光案内人の方が、二日酔いにすごく良く効くジュ-スがあるからと言って私を南大門市場へ案内してくれました。
その時、生まれて初めて市場の屋台で「生の高麗人参ジュ-ス」というものを飲みました。
その後、気分はさえぬもののなんとか観光バスツアーに出て、ソウルからバスで一時間半位のところにある民族村へ向かったのですが、案の定というか現地に到着してバスを降りたとたんにトイレに駆け込み嘔吐してしまいました。
しかし、びっくりしたのはその直後のことでした。今までの胃のムカツキ感や頭の痛みが、本当に忽然と消えてしまったのです。
私は今まで不快だった頭と胃のあたりをさすりながら、なにかキツネにつままれた様な気分になりましたが、おかげでその後のバスツアーは快適に過ごすことができました。
それからはソウルへ行くと必ず南大門市場に寄り、その屋台に顔を出していたのですが、通い続けるうちに店の親父さんとも親しくなり、その親父さんの親戚で鎮安の高麗人参生産農家を紹介して頂くことができました。
最近では、ソウルのお土産は高麗人参と決まっています。おかげさまで、今では毎日朝食の代わりに夫婦で高麗人参を食べて病気知らずの健康生活をしています。
