サポニンについて
サポニンとは
サポニンとは、多くの植物に含まれている成分であり、石鹸のように水に溶けて泡を出す性質が特徴です。もともとサポニンを多く含む植物は洗剤として利用されていました。
種類によっては、※1界面活性作用による※2溶血作用や、魚に対する毒性をもつものあります。
人間に対しては、コレステロールの吸収を抑える効果があるので、メタボリックなどの肥満対策に有効の反面、効果の強いものには、その※3経口毒性により、蕁麻疹などの症状があらわれる場合があります。
その他にも、桔梗などにみられる咳を止める効果やぼう菌・防カビの効果が認められています。
サポニンを含む植物
- ムクロジ
- トチノキ
- サボンソウ
- ジギタリス(ジギトニン)
- ブドウ(果皮)
- オリーブ
- お種人参(高麗人参)など(ジンセノシド)
- 大豆
- キキョウ(桔梗)
- セネガ
- キバナオウギ(黄耆)
高麗人参のサポニン
古来より薬用植物の代名詞として扱われている高麗人参は、主に中国や朝鮮半島に自生していて、野生のものは特に高値で取引されています。
日本では、江戸時代中頃より栽培されていて、和名をお種人参と呼ばれています。
高麗人参の主成分であるサポニンは、全成分中の2%にあたりますが、その中に微妙に異なった多種にわたる成分のサポニンが含まれていて、そのバランスにより※4良い効果、※5好ましくない効果を人間の体に及ぼします。
そもそも古くより漢方に配剤される植物ですので、食物というよりは薬剤という認識を持ち、効能を求めての短期間の過剰摂取などは避けましょう。
