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ヤブガラシ(藪枯らし・やぶがらし)

ヤブガラシ(藪枯らし・やぶがらし)の写真

ヤブガラシ(藪枯らし・やぶがらし)は、山林や荒地などで見かけるブドウ科ヤブガラシ属のつる性多年草で、東アジアがら東南アジアに分布しており、国内では北海道南部から沖縄に自生しています。

冬季には地上部が枯れてしまうヤブガラシですが、地中に根茎を残すことにより、春になると強力な繁殖力を見せることから、除草や駆除の厄介な雑草として扱われており、この強い生命力が、一度繁殖すると周囲の藪を枯らしてしまうという「藪枯らし」の名前の由来になっています。

また、古い家屋などにヤブガラシが巻きついていると貧乏くさく見えることからか、「ビンボウカズラ」*1や「ビンボウヅル」*2などの別名もあります。

何かと迷惑視されているヤブガラシですが、夏から秋にかけて咲く花は蜜を分泌することから、チョウやハチなどの昆虫たちには、貴重な食料供給元となっています。

また、春先に採取するヤブガラシの新芽は、アク抜きすれば食用も可能だそうです。

ヤブガラシ(藪枯らし・やぶがらし)

硝酸カリウム・タンニンなど

ヤブガラシ(藪枯らし・やぶがらし)の効能

ヤブガラシを乾燥させたものは、「烏歛苺」*3と呼ばれる生薬で、漢方では、利尿作用や解毒作用、鎮痛作用をもつとされています。

また民間療法としては、根茎をすり潰すとでてくる粘液状の液体を虫刺されや腫れ物などの治療に用います。

  1. 貧乏葛 []
  2. 貧乏蔓 []
  3. ウレンボ []

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