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ハマゴウ(浜栲・ 蔓荊 ・はまごう)は、比較的に温暖な地方の浜辺などに見られるクマツヅラ科ハマゴウ属*1の落葉低木で、国内では本州や四国および九州に自生しています。
海浜植物であるハマゴウの果実は、水に浮きやすいコルク質の果皮をもっており、これを海流にのせて散布する事によって繁殖範囲を広げていくため、分布地域は東南アジアからオーストラリアまで広範囲におよびます。
ハマゴウの名前の由来については、砂浜の砂の上を這うように幹をのばして生育していくことから「浜を這う」が転訛してハマゴウになったとする説がありますが、また、ハマゴウは、よい芳香を漂わせていることから、浜のかおりと書いて「浜香」になったとする説もあるそうです。
薬用以外にも、染料やお線香の原料に用いられたなど、実用的なハマゴウですが、護岸工事や砂浜の侵食などにより、最近ではその姿があまり見かけられなくなっています。
ハマゴウ(浜栲・ 蔓荊 ・はまごう)の成分
精油(α-ピネン・カンフェン・テルピネオール)・フラボノイドなど
ハマゴウ(浜栲・ 蔓荊 ・はまごう)の効能
ハマゴウの薬用部位である、果実と葉を採取して乾燥させたものは、部位別にそれぞれ「蔓荊子」*2、「蔓荊葉」*3と呼ばれる生薬です。
生薬の蔓荊子は、解熱作用や鎮痛作用、消炎作用などがあるとされ、風邪による発熱や頭痛に用いらるほか、入浴剤として用いれば、腰痛や筋肉痛、手足のしびれなどに効果があるとされています。
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