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変わった生態をもつネナシカズラ(根無葛・ねなじかずら)は、日本各地の山地や草地、荒地などに自生するヒルガオ科ネナシカズラ属のつる性一年草で、朝鮮半島や中国にも分布しています。
寄生植物として知られるネナシカズラは、周囲の植物にからみつき、寄生根によって宿主となる他の植物の水分や栄養分を吸収しながら繁殖を続ける植物で、宿主より養分が供給されるようになると、「根無葛」の名称どうりに自らの根は枯らしてしまいます。
ネナシカズラ同様の寄生植物には、同属の「アメリカネナシカズラ」*1や「スナズル」*2などがありますが、農作物などに被害を及ぼすこともあり、アメリカナシカズラなど有害植物と指定されているものもあります。
また逆に、繁殖地域のせまい種については絶滅を危惧されているものもあります。
ネナシカズラ(根無葛・ねなじかずら)の成分
カロチン・タラキサンチン・ルティンなど
ネナシカズラ(根無葛・ねなじかずら)の効能
生薬の菟糸子*3とは、ネナシカズラの種子を乾燥させたものですが、菟糸子には強精や滋養強壮などの作用があるとされるほか、夜尿症や膝、腰の冷えにも効果があるとされています。
また、菟糸子を焼酎に漬けた菟糸子酒*4は、滋養強壮効果のある薬用酒として知られています。
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