チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)
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秋に赤い実をつけるチョウセンゴミシ(朝鮮五味子・ちょうせんごみし)は、北海道から本州※1の山地に自生するマツブサ科マツブサ属の落葉つる性低木で、国外では、朝鮮や中国などに分布しています。
チョウセンゴミシは、中国より朝鮮を経て日本に入って来たため、朝鮮よりの渡来種の意で、「朝鮮五味子」と名付けられたとされており、また「五味子」の意については、甘・酸・辛・苦・鹹※2の味が果実に含まれることに由来されます。
チョウセンゴミシによく似た種として挙げれる「マツブサ」※3は、浴湯料などに用いられる薬効のある植物として知られており、両者の違いは、葉脈の形状や果実の色などにより見分けられます。
古くから薬用として知られるチョウセンゴミシの赤い果実は、薬用以外にも食用として用いられており、焼酎漬けやジャム、お茶などに加工されるほか、酸味があるものの生食することも可能です。
チョウセンゴミシ(朝鮮五味子・ちょうせんごみし)の成分
リグナン(シザンドリン・デオキシシザンドリン・ゴミシンA)など
チョウセンゴミシ(朝鮮五味子・ちょうせんごみし)の効能
日本薬局方に収録される生薬の「五味子」※4とは、チョウセンゴミシの薬用部位である果実を乾燥させたものです。
古くから漢方で重要な生薬とされる五味子には、滋養強壮作用や強精作用、鎮咳作用などをもっており、疲労回復や精力減退、咳止めなどに効能があるとされています。
また、琥珀色をした「チョウセンゴミシ酒」は、果実を焼酎漬けにした果実酒ですが、滋養強壮の効果のある薬用酒として知られています。
