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チガヤ(茅萱・ちがや)

チガヤ(茅萱・ちがや)の写真

チガヤ(茅萱・ちがや)はイネ科チガヤ属の多年草で、日本各地の草地や畑、あぜ道や川辺などいろいろな場所で見かける身近な植物です。

アジアやアフリカ、オーストラリア、アメリカなど世界中の広範囲に分布するチガヤですが、気候によっては強力な繁殖力を見せることから、除草が困難な「世界最強の雑草」などと呼んでいる地域もあるそうです。

チガヤは、根や花穂に甘味をもっており、過去には食用*1として用いられたこともあるそうで、万葉集*2にも名を残しており、甘味の少ない時代には重宝がられたのかもしれません。

雑草としてのイメージが強いチガヤですが、変種の赤い紅チガヤ*3は観葉植物として栽培などもされています。

また土壌に根を張る強さをいかして、堤防法面などの緑化にも採用されています。

チガヤ(茅萱・ちがや)の成分

トリテルペノイド(シリンドリン)・セスキテルペノイド・カリウムなど

チガヤ(茅萱・ちがや)の効能

チガヤの薬用に用いる部分は根茎および花穂で、根茎の生薬名は茅根*4と呼ばれ、利用作用や消炎作用、止血作用をもっており膀胱炎や黄疸などに効用があるとされています。

また花穂の部分は止血の作用があるとされ、鼻血や切り傷、すり傷などに効用があるとされています。

  1. 粽(チマキ)の葉などにも使用されていた []
  2. 「戯奴がためわが手もすまに春の野に抜ける茅花そ食して肥えませ」(紀女郎) []
  3. ベニチガヤ(イネ科チガヤ属) []
  4. ボウコン []

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