![]()
ウスバサイシン(薄葉細辛・うすばさいしん)は、本州や四国および九州の山地にある山林の地面付近など、日陰を好んで生育環境とするウマノスズクサ科ウスバサイシン属の多年草で、国外では朝鮮半島や中国などに分布しています。
「薄葉細辛」という名は、辛くて細い根をもつことと、類似種のカンアオイ*1などと比べ葉が薄いことに由来するそうですが、その薄い葉は、ヒメギフチョウが、好む食草になっています。
ウスバサイシン(薄葉細辛・うすばさいしん)の成分
メチルオイゲノール・サフロール・リモネン・リグナンなど
ウスバサイシン(薄葉細辛・うすばさいしん)の効能
ウスバサイシンの薬用部位にあたる根や根茎を乾燥させたものは、「細辛」*2と呼ばれる生薬で、日本薬局方に収載されています。
主に漢方に配剤される細辛には、鎮痛作用や鎮咳作用、去痰作用、解熱作用などがあり、咳や鼻づまり、発熱などの風邪の諸症状に効果があるとされています。
細辛の原料は、ウスバサイシンもしくは、ケイリンサイシンと規定されていますが、現在は国内で、細辛の生産はされておらず、一般に流通されているものは、海外*3より輸入された「鶏林細辛」*4を原料とするものだそうです。
関連記事
-
- 次のページ: カンアオイ(寒葵・かんあおい)
- 前のページ: ケイトウ(鶏頭・けいとう)