- イチヤクソウ科 効能
イチヤクソウ(一薬草・いちやくそう)は、低い山の樹林などに生育するイチヤクソウ科イチヤクソウ属の常緑多年草本で、湾曲した雄しべの容姿が特徴的です。
同種の多いイチヤクソウですが、その中には葉緑素を持たないで、地中の菌根*1から養分をもらうことにより成長する腐生植物*2と呼ばれる種類*3のものがあります。
イチヤクソウ自身は光合成をするのですが、それだけではまかなえきれずにやはり菌根つくり地中より他の樹木の栄養分を吸収しています。
イチヤクソウ(一薬草・いちやくそう)の成分
クエルチン・ベータ・シトステロール・オレアノール酸・ウルソール酸など
イチヤクソウ(一薬草・いちやくそう)の効能
「一つで多くの効能がある」というのがイチヤクソウの名の由来のようですが、その名の示すとうりイチヤクソウには多くの効能があります。
生薬名の鹿蹄草とは、イチヤクソウを乾燥させたものですが、その成分には利尿効果があるとされており、膀胱炎などの泌尿器系や脚気*4などに効用があるとされています。
また、強心作用*5や降圧作用*6のほか、避妊薬にも用いられるそうです。
外用的には、擦り傷や切り傷、虫刺され時にイチヤクソウの葉を擦った絞り汁を患部に塗布すると、止血や解毒、痛みを和らげる効果があるとされています。
- 菌と植物の根が形成する共生体 [↩]
- 光合成色素を持たずに地中の菌根より栄養分を吸収する植物 [↩]
- ギンリョウソウ [↩]
- カッケ(足のむくみ、手足のしびれ、食欲不振といった症状) [↩]
- 心臓を刺激して力を与える作用 [↩]
- 血圧を下げる作用 [↩]
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